Voice
「キャァ~~~~!!

アズサ君~~~!!」









「うわぁ!

私達、ラッキーだよ!

丁度良く、梓君が来たみたい!」







優が、興奮して言った。








私は、その歓声に、包まれてやって来た、

二人(正確に言えば一人)を見て絶句した。









それは…


その人は、あの時、スタジオで遭った


ホストみたいな男だったのだ。









 そうだ!


あ、アイツだ!








 昨日、スタジオで突然、


私の腕を掴んできた奴!!









…そう言ってれば、スタッフの人が、

言ってたっけ?

同じ学校とか何とか。






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