ふたりだけの特別な絆

わわっ…!
起きて早々、悠哉さんの言葉や仕草、表情に凄くドキドキしてるよ…。


見つめられる視線に、体が熱を帯びていく感覚がした。


こんなに心や体が反応しちゃうなんて、おかしいよね…。


悠哉さんは…お父さんに頼まれてやって来た期間限定の同居人。


ただ…
それだけなのに…。


「陽菜、顔…少し赤くなってる…。もしかして…熱、あるんじゃないか?」


もう片方の悠哉さんの手が、私のおでこへと伸びてくる。


触れられそうになる寸前で、私は大げさなぐらい首をフルフルと振った。


「違っ…違います!熱は、ありませんから!!」


「だけど、一晩…俺の傍に居たわけだし、風邪ひいたかもしれないだろ?」


「ほ、本当に大丈夫です!体調は至って普通ですっ!!」


立ち上がって、元気なことをアピールすると、悠哉さんはホッとした表情を浮かべた。



< 185 / 467 >

この作品をシェア

pagetop