ふたりだけの特別な絆
「きゃっ!な、何して……」
「陽菜が焦らすからだろ?」
いやいや、別に焦らしてたわけじゃないのに…。
私の髪に触れたままの悠哉さんをソワソワしながら見つめた。
これは、早く質問に答えた方が良さそう…。
悠哉さん、何をするか分からないもん…。
「えっと、翔琉くんとは…殆ど毎日遊んでました。場所は…この近くの公園が多かったです…。」
「ふーん。いつもアイツと二人で遊んでたわけ?」
「い、いえ…。私の友達の女の子も近所に住んでるので、三人で一緒に遊ぶことが多かったです…。」
「じゃあ…アイツの家とか、行ったことあんの?」
「は、はい…。何度かあります。逆に翔琉くんが私の家に遊びに来たこともありますし…。」
「結構、仲良かったわけか…。陽菜とアイツ。」
悠哉さんは眉間にシワを寄せた。