秘密のフィアンセ☆
それじゃ、私にはプライバシーも、プライベートもないって事?


「ねえ…寝る所は?」


嫌な予感がして、聞いてみた。


ベッドは一つしかないし、しかも大きいんだよね。


まさかとは思うけど…。

「え?ここで寝るんだよ」


「ええ~!?待ってよ!私は?」


驚く私を見て、佑斗はまた面倒臭さそうな顔をした。


「ここで、一緒」



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