秘密のフィアンセ☆
「あっ、でも、オレが喋ったって言わないでくださいよ!本当に殺されちゃう」


「う、うん」


こんな事、恥ずかしくて言えないよ。


佑斗がキス…?


ますます、佑斗という人が分からなくなった。


「私といる時って、結構イライラしてる事多いのに」


そう言うと、晴彦は少し困った様な顔で微笑んだ。


「オレからは、詳しい事は言えないですが、少なくとも若姐さんが嫌いだからではないですよ」


そう晴彦が言った時、ドアが開き佑斗が戻って来た。


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