秘密のフィアンセ☆
このまま、何をされてもいいかも。


そんな気持ちになっていた。


だって、よくよく考えたら、私たちって婚約してるんだよね。


だったら、何をしたって問題ないわけで…。


甘い香りのする佑斗に、私の頭はクラクラしてきた。


だけど、佑斗はそれ以上何もしないで、いつもの様に、隣に寝転がった。


「佑斗…?」


あれ?

私じゃ、そんな気にならないのかな?


若干、不安になり、つい佑斗を呼んでしまった。

すると佑斗は、私を見ると、少し恥ずかしそうな顔をした。


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