絶対!Sweetダーリン!
出会い~和実side
「ふぁぁぁぁぁぁ・・・。んん・・・。よく寝たぁ・・・。」
まだ8時30分かぁ・・・。
もうちょっと寝よぉ・・・・
えぇっ!!!!!!!!!!!
まって待って!!
入学式は8時40分からだよぉ?
遅刻しちゃう!!!
バタバタバタッ*
「ちょっと!!ママ?ちゃんと起こしてよ!!!!」
「何言ってるの!!何回も声かけたでしょう!!
早く行きなさい。遅刻するわよ?」
「はぁ~い。行ってきまーす」
そういって私は家を出た。


はぁ・・・。間に合った・・・。
私は・・・・・・・・・・・・。
「2組かぁ・・・」
「相変わらず慌しいわね。和実は。」
その声は幼稚園からの友達
麻里子だった。
「麻里子ぉ・・・・。麻里子は何組?」
「見てないの?和実と一緒。2組よ。」
「やったぁ・・・。」
そういって私が麻里子に抱きつくと
キーンコーンカーンコーン・・・
「やばい!!!!」
「走ろ!!」

ガラッ・・・。
「セーフ?」
「セーフ?」
私たちが声をそろえて言うと
男の人の声が返ってきた。
「アウト。」
その瞬間クラスのみんながくすくすと笑った。
そして私たちはまた声をそろえて
「ですよねぇ~~~。」
といった。
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