moon
着いた先は大きなビル。

「?」
壱がなんでこんなところに私を連れてきたのか、疑問で頭がいっぱいになった。

「明日香が絶対に喜ぶものあるから。」
そういって壱に手をひかれ、そのままついていく。

ついた先はかわいいお店。
すぐに目についたのが私の大好きなキャラクターのぬいぐるみ。
「キャ〜♥」
そのまま直行しぬいぐるみに抱きつく。
ぬいぐるみのフワフワに感激して、テンションが急上昇。

「ね、喜んだでしょ?」

そういって満足そうな壱の声が後ろから聞こえる。
自分の子どもっぽさを反省しながら、それを隠そうと壱に質問をする。

「なんで、こんなお店知ってるの?」
「この間、このビルで取材があってさ。そのとき見つけたんだ。
 明日香が絶対喜ぶと思って、つれてきたの。」

さらっと嬉しいことをいう壱。
やっぱ連れてきて正解だった〜、という壱の声をききながら、嬉しさに顔がピンクに染まる。
< 14 / 14 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

sky blue
南波海/著

総文字数/37,554

恋愛(その他)102ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
”ずっと一緒だよ” ”絶対に守るから” そう言った君を 私は 何度 苦しめただろう。 何度傷付けただろう。 その君の言葉に 何度も助けられ 何度も救われ 何度も気付かされ 何度も一緒にいたいと思ったのに。 それなのに私は不器用で。。。 一緒にいれるはずだったのに、気付いた時にはおそかった... 一途な少女”瑠璃”を中心に描く、一途な心の大切さを描いた作品です! 誤字・脱字あったら教えて下さい★

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop