超能力学園
「いやー、さっきの淕先輩おもしろかった!」

「だな。」

「なんだかんだいって今日楽しかったね?」

「あぁ。」





もうすぐ、年が変わる。




はやいな…。




桃華と会ってから時間がたつのが速く感じる。





こんなふうにイベントでみんなと盛り上がるなんてな?





普段口に出さないから、きっと桃華には5%も伝わってないんだろうけど。





すっげぇ感謝してるし、




日に日に好きになっていく。





桃華がいなかったら、俺は俺じゃいられないと思う。




それくらい、大事な存在。






「あ、カウントダウン始まる!」

「桃華。」

「ん?」

「かなりベタなことしていい?」

「へ?」





カウントダウンする声が響くなか、




カウントが0になったとき、桃華にキスをした。





「今年もよろしく。」

「よろしく!」






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