超能力学園
気になるアイツ
♀桃華



あぁーもう…。




こんなんなら、奈留に言われたときに認めておくんだった。






今はみんなでお昼を食べてる。





合コン的な座り方で…。





真っ正面に蓮。





緊張で会話なんか出来ないよぉ!!






「…。あたし達トイレ行ってくるね!行こ、桃華?」

「え?え!?」






いきなりの奈留に驚きながら連行されてきたトイレ。




奈留はトイレなんてしないであたしに顔を近づける。





「な、なに!?近いよ…。」

「気づいちゃった?」

「え?」

「蓮くんのこと!!」

「あ…う、うん…。」






ごまかすことならいくらでも出来る。




ってか、言ってしまえば記憶いじっちゃえばいいしね?





だけど奈留には言わなきゃ。




大事な友達だし。






「やっと気づいたかぁ〜!!」

「声デカイ!!」

「ここ女子トイレだし…。で?何でお困りですか?」

「奈留はなんでもお見通しですか…。」

「あは♪」

「喋れない…。」

「え?」

「蓮を見れないし喋れない!!」






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