超能力学園
気にしない方がいいのかな…。






「行くぞ?」

「確認やめて~…」

「ははっ」





少し笑ってから、ゆっくりあたしにキスをした。






優しくてあったかい。






でも、なにも起こらなかった。








「ダメ…だったね。」

「あぁ…。」

「あたし、明日から気をつけるね!ケガしたら迷惑かけちゃうし!」

「自分のために気をつけろ。」

「うん。」








蓮くんはあたしを寮まで送ってくれた。






あたし…もしかしたら蓮くんのことなにも知らないのかも。






思い出したいよ…。





あたしはなにをしたらいいの?






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