超能力学園
いまだに蓮が笑うだけでドキドキする。






それは紛れもなく蓮が好きな証拠。









「じゃあな!」

「またな!」






ファミレスでさんざん騒いで、迷惑なくらい長居して解散。






「あたしと要ちょっと寄るとこあるから先帰ってて!」

「わかった。」







あたしと蓮は手をつないで帰り道を歩く。







「すいません!お二人ともモデルとか興味ありません?」

「「ないです。」」

「じゃあ、芸能か…」

「「ないです。」」

「し、失礼しました。」







スカウトされちゃった。






「前にさ、写真撮られたよね?雑誌に載ったやつ。」

「あぁ。」






あの時はまだつき合ってなくて、近づくのにすごく緊張したのは覚えてる。






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