黒い髪の婚約者?!
「いってェっオイ!七貴フザケンナヨ!!」

「し、知らない人があああああああっ」

今にも泣きそうな、七貴に美斗は呆れ気味だった。

大体、いっつも知らねェやつはかぁちゃんの知り合いとか

親戚とか、会社の同僚とか・・・色々・・・


「七貴、取りあえず降りて、頼むから...」

「あ、ごめんっ」


七貴は美斗から、そろぉりと降り床に座った。

美斗は立ち上がり、制服を整える

そして、無言のまま扉を開けた


「あ、おかえりー」

「邪魔してんぞー」


目の前には、知らない奴が二人ほど

なんか、あいさつされたし・・・

不審者だ・・・確実に。



「ね、言ったろ?知らない人がっ」


不法侵入だ。stkだ。帰っていただきたい

何で七貴は警察に電話しなかったんだよ・・・はァ・・・

んでもって、目の前の不審者はくつろいでやがるし・・・

まぁ、こいつらは無視してっとォ

もうちょっとしたら、兄貴帰ってくるし・・・


「七貴、ごはーんっ!」

「え!?」

「「無視すんなよ!」」

< 2 / 5 >

この作品をシェア

pagetop