勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【上】


「良かったわ…私…もう…心配して…ねぇ、あなた?亜蓮?」


おばさんの隣にはおじさんとお兄さんが立っていた。


「よかったですね、伯母様。」


「綺華、もう泣くんじゃないよ…」


「えぇ…」


誰なの…


この三人…

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