勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【上】

ドキドキお泊り



「なぁ、空段々怪しくなってきてねぇか?」


「確かに…」


夏は日が沈むの遅いはずなのに段々曇ってきた。


すると、ポツポツと小さな水の粒が降ってきた。


「やべ!絆奈、行くぞ!」


「え、行くってどこに?」
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