勿 忘 草 ー記憶喪失の恋ー【上】


ニューヨークでは自衛のために空手教室に通っていたから、力はあった。


「痛ぇ!」


亜蓮はみぞおちをおさえてベッドから降りた。


「や、やめてよね!」


「つまんねぇ奴…」


亜蓮は部屋から出て行った。


何なのあいつ…!


でもビックリしたぁ…

< 37 / 371 >

この作品をシェア

pagetop