秘密なこと
申し訳なく笑ってる。

可愛いなぁ…

「うん!!いいよー!!じゃあまた明日ね!!」


その子と別れてから校門に向かった。


雅也は女の子に囲まれながら、にこにこ話してる。

《嫌だなぁ…》


足を止めて遠くから見ていると、雅也と目が合った。

携帯を取り出して何かしてる。

すると、私の携帯が震えた。

『悪い、囲まれた。

駅に行ってて。俺もすぐに行くから。』

携帯を閉じて、雅也にむかって手で大きくマルを作った。

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