秘密なこと
中山君はそんな笑顔を見てほっとしたのか

「なら良かった!!じゃあ!!」

と言って席に戻った。

《あんたなんかに…本当の笑顔なんか見せてやるもんか!!》

私は一人で闘志を燃やしていた…。


その後、14時になると私は仕事に向かった。



「おはようございます!!今日もよろしくお願いします!!」


「おっ!!LIR!!よろしくな〜。

今日から転校だろ?どうだった?」


「うーん…楽しくなりそうですよ!!」

中山君と木下さんの顔が頭をよぎったけれど、私は笑顔を向けた。

けど…

「……LIR、お前何かあっただろ?

そんな“嘘”の笑顔やめろ。」

亮さんにそう言われてしまった。
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