優しい光~星空で誓ったあの夜~
「それじゃ、帰ろっか?」

「あぁ・・・送るよ」

「いいよ!送ってもらわなくても。あたし、すぐそこだし。」

でもまさか女1人で帰す訳にはいかねぇよ・・・。


「いいから送る。何かあったらヤベぇし。」

「もぅ!!心配性だなぁ、拓磨は!!大丈夫。それに拓磨の家、反対方向でしょ?だからいいの♪」

俺は茉耶の押しに負けて茉耶の後ろ姿が見えなくなるまで見送ってから俺は自分の家の方向に歩き出した。


家に着いてから何分もしないうちにケータイが鳴った。

しかも知らない番号から・・・。
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