家の中の恐怖・・・
「待たせたな。」



お爺ちゃんが重たそうにひきずっている。
大きな袋を。



ズーズーズーッ



ゆっくりと。





夜中の音は死体を引きずっている音だったんだ。






「ほら、この子達はお前のために集めてきた子だよ。
お前の友達もいるよ」




袋から出したのは私の大親友の子が見るも無残な格好だった。



「おじいちゃん・・・は、私がお父さんの娘だから私を殺そうとするの?」




「そうだよ。
でもな、お前にも俺の娘の血が入ってる。
だから、お前の願いは何でも聞いた。」




「・・・おじいちゃん、お願いだから殺さないで?」



「それは、無理だよ?

俺はもう殺すと決めたんだ。


押入れに死体のコレクションを溜めるのは少し楽しくなっちゃったからね。」





・・・狂ってる。



コワイ タスケテ イヤダヨ


声を出せないまま私は死に、押入れの中へしまわれた。



ズーズーズーッ




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