からふる・ぱれっと

そこでやっと自分がやらかしたことを理解した。


…恥ずかしくて仕方がない。


穴があったら入りたい。


今更恥ずかしくなるってばかだろ。


「…かっこわりぃ。」


ちょっとへコむ。


…俺の理性って動物並じゃんか。


あり得ねぇ。


「…先輩。」


南が両手で俺の頬を包む。


…ちゅっ。


「愛してます。」


いつものように笑顔で南はそう言った。


「知ってる。」


…いつまで耐えれるかな、俺。


【完】
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