不良少女の恋
「面倒だから」

面倒な訳ないじゃん。私にはどうしても髪が紅でいなきゃいけない。

この理由はもうちょっと先の話で・・・



「面倒じゃないだろー?赤は目立つぞ?」

「いいです」


「はぁ・・・。もういい。授業も始まってるだろうから教室に戻りなさい」


私は無言で職員室を出た。
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