姫は王子の隣で
空調機の裏に、2つの人影が見えた。

「──……だろ」

「…ら…って…」

声からして男の人かな

人を見てみたくなった私は向こうからは見えない近くのベンチに座った。

近づいたせいか声がさっきよりよく聞こえる。
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