最果ての月に吠える
僕は後悔しているよ。





あの時なぜ君の助けになってあげられなかったのか。





どうしてあんな態度を取ってしまったのか。





もっと君達の心を知ろうとしなかったのか。





今頃わかったよ。





地面の底の暗闇に落ちたのは僕だったんだね。





そして、その場所から拾い上げてくれたのは、君達だったんだね。





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