本当に大好きだった<完>


「もしもし。今更何?振るんだったらけじめ位つけてよ。」

「ゴメン。携帯止まって朝、金払いに行って復活した。

亜希勘違いし過ぎ。俺が亜希のこと嫌いになるわけ無いだろ?

ってか俺の性格からして、こんな振り方するわけねーじゃん。

俺、別れねーよ?」

聞いた瞬間涙が止まらなかった。

何が起こったか理解不能だったけど、

「じゃぁ、またメールも電話も出来る?また会いに行ってもいい?」

「いいに決まってんだろ。泣くなよ。」

こうして私達は再スタートした。

また、幸せな日々が続く。

…そう思っていた。

まさか、こんなに早く終わるなんて思わなかった。


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