本当に大好きだった<完>


「ってかお前、変わったな。

歩き方変わってたら絶対わかんなかった。」

って言った真太郎は

昔から私の歩き方をよくからかっていた。

そんな他愛も無い会話をしていたら

真太郎と一緒にいた彼が

「俺と少し話さねぇ?」

って言ってきた。

これが、私と龍也の出逢いだった。
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