勿忘草〜永遠に捧げる私の気持ち〜

最悪な病気




【裕Side】




あれからしばらく川辺に寝そべっていた



「そろそろ帰るか」



夕方は少し寒くてポッケに手を入れると一枚の紙切れが入ってた


なんだこれ


身に覚えのない紙だった


広げてみると


「これって

あの日信矢に貰った紙」



その紙を見たらお昼俺は自然と携帯を開いていた






プルルルプルルル



誰もいない川辺に携帯の着信音だけ響く





< 182 / 262 >

この作品をシェア

pagetop