Angel Love Devil~天使と悪魔の禁断の恋~【番外編】

小さいお姫様

「アリス様、お友達がお見えです。」

私はアリス。
これでも天界の第一王女。


「本当―!?
急いで行くわ♪」


私にはたった一人の唯一の友達がいる。

そして、私は彼に片思いをしている。

「今日は弟様も一緒みたいです。」

「そう。…よし。」

鏡の前で一度、見直してから私は彼の待っているだろう城の入口へ走った。

「アリス様…!
転んでは困ります。
落ち着いてくださいませ…!」

「大丈夫よ♪…きゃああ…ッ!」

「アリス様……!」

あ……れ………?
痛くない。
さっき確かに足を崩して転んだのに?

「…城の中を走り回るのはいけないよ、アリス。」

「……ッ!!


フィニ………!」

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