君といれたら
Chpter1

運命か悪戯か

「席着けー!授業始めっぞー!」







まだ肌寒さの残る、4月。


クラス替えをしたばかりのこの頃は、教室の雰囲気もどこかぎこちない。









「なぁなぁハル!この子可愛くね!?」


「いやいやいや!絶対こっちの子のほうがいいよな!?」






…はずなんだけども。







「「どー思う!?」」






どうもそうではないらしい…。









教室に入るなり何かの雑誌を持って駆け寄って来た、おバカ男子約2名。


何を期待してるのか、目がキラッキラッしている。






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