PLAYBALL


そんなこと思っていたらあたしの親友の登場。

国広 涼夏(クニヒロ スズカ)

「麻緒!おはッ!」


なんかテンション高ッ!

あたしはこんなにテンション低いのに。


涼夏になにが合ったんだッ?!

聞く前に涼夏が言った。
「あのねッ!あたし彼氏出来たぁ!」

だいたい分かっていた。
「誰だか知りたい?!」

「はぁい。知りたいです。」嘘←


「桜木中学校一年七組畑山 晃希(ハタケヤマ コウキ)」

「へぇー。そうなんだぁ。」
と適当に返事をしたら

「どうした?麻緒?
うちでよければ相談のるよ?」

「だいじょーぶだよ。」

「だいじょーぶぢゃない!そーゆー顔してる!親友ぢゃん!なんでも相談してよ。」

真剣な涼夏の顔に嘘はつけなかった。

「涼夏ごめんね。
相談のって。親友だよね。」

そーいったら涼夏の顔は優しくなった。
「うん。今日はマックで語ろッ!」
と撫でてくれた。


涼夏ありがと。
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