PLAYBALL


あたしは雄也の胸のなかで赤ちゃんのようにわんわん泣き続けた。

泣いてはいるけど幸せだった。

泣いてる理由は教えられない。

だって言えないぢゃん。

いつのまにか涙は枯れた。

雄也は家まで送ってくれた。ってか隣なんだけどね。笑





「もう大丈夫か???」

「うん。大丈夫。」

幸せな時間が終わりたくない。

「それぢゃ」

「うん」

でも終わってしまった。
< 37 / 309 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop