ブラック or ホワイト



敬太のこの言葉を聞いてしまった…

俺は愕然とした━━━…


“これは敬太からの挑戦か━━━?だったら、受けて立とうじゃないか。
敬太は、3年前のひき逃げ事故の何を知っているのだ━━━”


***


次の日の朝。

♪〜♪〜♪〜

予定通り、俺の携帯が鳴る。


電話の主は…

『探偵さんですか?俺の家族を探してほしいんだけど。』

子どもだった。



『僕、名前は?』

とりあえず、名前を聞く。


『…子ども扱いすんなよな!!!!』



“何だ?この子ども?”
そんな事を思い、小さくため息をしてこう言った。

『ごめんね、オジサンこのお仕事を遊びでやってるわけじゃないんだ。子どもの依頼は・・・』


電話を切ろうとしたその時。



『星斗。秋葉 星斗。8才!!俺のたった1人の家族を探してほしいんだ。オジサン、蒼島って知ってる?』

“星斗…この子どもが…敬太と電話してたのか…”


『…ああ、今から行く所だよ。』

“昨日、ペンションを予約したよ。”

自然と笑みが出てきた━━━…



俺は、敬太の計画をぶち壊してやろうと…

あのひき逃げ事故は解決させない…

心に黒い物を抱えながら、蒼島に向かったんだ━━━…



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