ブラック or ホワイト
「おい…人の話聞けよ?」
そう言って敬太は、
私を引き離す。
私は、また、頭を敬太の肩にのせる。
「観覧車…もうすぐ…。
1番上に着いちゃうね…?」
「おい…!」
少しだけ声を大きくした敬太は…
両手で私の肩を掴んだ。
私と敬太は向かい合わせになる…
「…敬太はいいよね。
私にさよならして目的果たしちゃったんだもん。あとは、帰るだけだね?
だけど、…まだ目的果たしてない私は…どうすればいい?」