氷雪花Ⅱ
第二章 温もり

双子の妹

今はもう、姫君のお披露目が終わって宴が始まっている


何でも、私のためのパーティだそうだ


「白愛さん!

楽しんでますか?」


「えぇ、とっても楽しいわ」


この人は、結城 刹(ゆうき せつ)


さっき知り合ったばっかだ


「ねぇ・・・

もう、帰ってもいい?」


「えっ!?

ダメですよ!

今から、カラオケ大会が始まるんすよ!?」


カラオケ大会?


何でそんなものが?


「カラオケ大会って・・・、機械あるの?」


「もちろんっすよ」

そういって、刹は指を指した

「・・・大きいわね」


「でしょ?


・・・っていうか、もう始まると思うんっすけどなぁ」



そう刹が呟いた次の瞬間・・・


『イエーイ!!

お前らぁ!!楽しんでるか!!??』


葵の声がマイク越しに聞こえた



その声が、とても大きかったため白愛は肩をビクつかせた



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