蜜蜂
.








「んーよく寝た。ヒカリ、亜也、飯行こ。」


「今日も屋上な。」


「あ、あたし六組に用事あるからさ。後から行くよ。」


「んー。」


亜也を見送って二人で屋上へ向かう。
手には、朝買ったパンの入った袋。
基本購買はいかない。遠いし混んでるから。




屋上。最近は気候のせいか、誰もいない。
とりあえず、壁にもたれてみる。


「ヒカリ、朝の話って亜也も必要?」


「や、亜也は…どっちでもいい。」


「じゃあ聞く。何?」


ウジウジして互いを伺うのは嫌いだ。
相手がヒカリなら尚更のこと。


「…お前ってさ、誰にでも言うんだな。」



.
< 38 / 203 >

この作品をシェア

pagetop