manaloha
恋文


ラブレターのことです。
書いていますか?


マナは書くのももらうのも大好きです。

女子校だったので、残念ながら靴箱の中の恋文の経験はありませんが。


自分で書くなら、シンプルな便箋に想いを綴ります。

余分なものが何もない、今の気持ちがそのまま伝わるように。

長くなることもあれば、一言だけのこともある。

それを読んで相手がにっこりしてくれれば成功です。

時にはメモ書きのようなものだって良いのです。



仕事で国内海外問わず、出張に出かけた先からのラブレターは、遠く離れていても想い合ってる実感が湧いてきて、いとおしさも倍増します。
その土地の空気や風景まで気持ちと一緒に届き、離れていても近くに感じられる。


なかなか時間が合わずに会えない恋人の車のワイパーにラブレターを挟んで、やりとりしていたこともありました。

まだ携帯のメールがなかった大昔の話ですけどね。


今は簡単。
メールで何秒?

FAXよりも早く会いに来て

なんて使えません。
すぐ返事も来ちゃうし。

文章考えなくても、デコメでオッケだったりします。

悩んで考えながら愛のメッセージを作らなくても、誰かが考えてくれたものを送信するだけでいい。

かーんたん。

しかも、それでもめちゃくちゃうれしかったりする。


でも、思うのです。

一言でもいい。
直筆のメッセージは最高の贈り物。

どんな高価なプレゼントよりも、どんなに熱烈なメールよりも、効果があるって。


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