MIRACLE STATER〜大ッ嫌いな幼なじみ〜
好き

~初音side~



わたしの目の前で繰り広げられた男と女の最終章。


結果、響は彼女に思いっきり殴られて彼女が立ち去る。


「いってぇ……」


わたしの目の前で背中を向けた響が手で頬を押えた。


「だ、大丈夫?」


わたし、慌てて響の前に回る。


苦虫をつぶしたような響の顔。


当然といえば当然なんだけど、すごく痛そう……。


声の掛け方も分からないわたし。


こういうときって、何て言えばいいの?


そんなことを思っていると、響がわたしの腕を掴んだ。





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