浮気性の彼


私の彼、神風 隼人(カミカゼ ハヤト)は、一瞬こっちをちらっと見て、微かに目を見開いたような気がしたけど、私の存在なんて気にも止めずに、女の人の腰に手を回す。



私の存在に気づいてない…?


でも、確かに目があった。

なら、どうして…?


気が動転してるせいか思考が上手く回らない。


その時、再び聞いた彼の甘い言葉に目の前が真っ白になった。

真っ黒じゃなく、真っ白に。


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