恋愛上等


美来が熱で学校を休んだ時は…

俺が見舞いに行っても―…。

『あたしは大丈夫…!!拓海は大丈夫?何かごめんね…!!一々、あたしなんかのとこに来てくれて…』

何て言って。


俺の心配するくらいなら…

自分の心配しろよ。


学校休んでんのは誰だよっ……。

本当。


まあ―…。

俺はあんな変な女がスキなんだけどな…?



最近、可憐から

『今日ねえ―っ美来ちゃんの所行ったんだよ?』

『へぇ―』

『陸…?って人。あの子の子スキなんじゃないかな…?!まあ…今の拓海には関係ない事だよね…?』


陸か。

まさか…な。

『だな』
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