もう、振り返らない。
親友に…

次の日。

「寒奈!」
「あ…紗穂…」

紗穂。あたしの大の親友
「ん?どうした?なんか寒奈元気なくない?なんかあったの?」

「佑介と別れた。」
あたしは紗穂に昨日あった事を話した。

「え…ウソ…」
「うん。別れてって言ったのは佑介だけど」
「そっか…」

「………あー!!もう!
落ち込まないでよ!元気だそう?」

「……うん……」

「寒奈…」

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