-片思い-

7章

Lilili…
「もしもしッ? かなッッ??」
期待にあふれた嬉しそうな奏の声。
あぁ この声大好きだったな…
「もしもし?奏? 久しぶり」
落ち着いて話し始める
「ォう 久々~つか 暗くね?!!」
「…奏が酔っ払ってんじゃないの??」
お酒飲んでるのは…知ってるから。
「ぶはッ そっかぁ~ で。落ち着いた?大ジョブか?」
奏の優しさが染み込んでくる。。。

ごめん ごめんね?

「あのね…奏。大事な話があるんだけど…明日。会える??」
しばらく沈黙になった。
「ォう。いいけど…放課後??」
ぁ…がっこうかぁ…
「朝・・・がいいから サボっちゃう。」
「ぁそ。 俺は別にいいけど??お前大丈夫なんか?」
「別に?今日もだし。」
「ふ-ん??」
電話の向こうからはたくさんの女や男の声が聞こえた。
「…友達?いっぱい人居るんだね。。」
「あぁ。 いま飲み会中~」
「そっか…じゃぁ 明日…朝7時頃駅の前のカフェ来て?」
「・・・駅前の…あぁ 了解 じゃぁ あしたな-」
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