1分と31秒のとびら。
「死ぬ!」
「死なねぇよ」
「痛くて死ぬもん!」
ため息をついてから、由紀は自分のカバンから大きいスポーツタオルを取って、自分の肩にかける。
それから乱暴に止められてた自転車に乗って、「早く来い」と短く言った。
私は慌てて自転車の後ろに乗って、大きい背中につかまる。
「なんでタオル?」
「血、付くだろ」
「・・・はははっ、・・・ごめん」
ごもっともで。
「死なねぇよ」
「痛くて死ぬもん!」
ため息をついてから、由紀は自分のカバンから大きいスポーツタオルを取って、自分の肩にかける。
それから乱暴に止められてた自転車に乗って、「早く来い」と短く言った。
私は慌てて自転車の後ろに乗って、大きい背中につかまる。
「なんでタオル?」
「血、付くだろ」
「・・・はははっ、・・・ごめん」
ごもっともで。