1分と31秒のとびら。
【12】

――

朝起きて、ふと思った。

私って由紀を好きになったのか、ずっと前から好きだったのか。


今となってはよくわからない。

だって、いつでもすぐそばにいたから。



由紀は今日も朝から部活だって言ってたから、もう家にはいないだろう。


晩御飯・・・・・・作ってみようかな。

由紀、喜んでくれるかな。



私だってカレーくらいはきっと作れるはず!



思い立ったその勢いで着替えて、財布を持って家を飛び出した。


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