1分と31秒のとびら。
この神社の社は小さく、寂れているが、それがかえって、しめ縄がされた大きな御神木の存在感を強調している。



その御神木のそばに、夕陽が落ちていた。

正確には夕陽の色をした鳥だ。



遠目でもとても弱っていることがわかるその鳥に、私は躊躇することなく触れる。

光を反射しているわけではなく、自ら光を放つその様子は炎を思わせた。



(ああ、この鳥があの羽の持ち主・・・そして、やっぱり図鑑の・・・)



「そうです。この時、あなたと私は出会いました」



(え?!誰?)






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