キンモクセイ~不思議な友情物語~
目の前にあったのは小さな木造の家。
そこまではよかった。普通だったんだけど…
「なんで動物がいるのッ!?」
『え~?野菜ばっか食べてたらそのうち倒れちゃうよ?』
…いやわかってるけど?
その小さな家と5㍍くらい離れたところに…
家畜小屋。
さらに家畜小屋の後ろに一人で育てられるのかわからない畑。
「ホントにひとりなわけ?」
『そうですよ?』
「どーみたって無理でしょッ!?」
『そーですかねー?』
ダメだこの子…限界を知らないな。