ミライミドロップ
未来へ




――――――

―――


それから、俺達は、もうお互いの家からそんなに遠くない道を歩いていた。




そして...突然、ノゾミが



「ねぇ...ケイタ。私、もう一度ケイタのお母さんと会ってみる。」



「え...でも。」



「聞いてもらいたいんだ。私の決意。」



しばらく沈黙が続いて、



「ダメ...かな?」



おふくろ...またノゾミにきついこと言わなきゃいいけど...。


けれど、ノゾミの真剣な眼差しにおされた俺。




「...分かった。行こう。」



「うんっ!!」




そのまま二人で、俺の家へ向かった。





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