white*letter



「あ、砂瑛(サエ)ちゃん」

そう言って優しく微笑んでむかえてくれたのは、店長さん。

「お疲れ様です」


なんとかバイトの時間には間に合った。


「そうだ。砂瑛ちゃん」

「何ですか?」

店長さんの白くなったそのヒゲが、どこか懐かしく素敵に思えた。


「蒼(アオイ)ちゃんがね、体調崩しちゃったらしいんだ」

「そうなんですか?」





< 12 / 268 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop