ウラコイ２ 銀幕の旦那様

「そうだね。…」



「あの人にちぃ姉をとられるのは癪にさわるけどさ、ちぃ姉が幸せになれるならあたしは応援するわ。」




「ありがとう…。」


「ママもきっと喜んでくれるだろうし…。」




ママ…美麗さん…









「失礼、みちる今日何か飲み会あるらしいけど行く?」


「美帆ぉ。んー」



「神田弟は行くみたいよ。お酒は苦手じゃないらしいけどね…」



「じゃあ行こうかな。暇だし…」



「あんたは来れないわよ一条妹。未成年だからね、せーぜー部屋で恋バナでもしてなさいよ」



「ふん。大人ってなにかにつけて飲むわよね、ばっかみたい」




めぐみさんは
いーっと舌を出していた
















海辺の近くの居酒屋を
貸し切って飲み会は行われた




めぐみさんたち未成年組は
近くのショッピングモールに行くらしい…







「久しぶりに飲むかー」

「張り切りすぎ…。あ、携帯」



携帯のディスプレイには弥生さんの名前



なにかあったのかな…?



「美帆先に行っててちょっと電話が…」



わかったわかったと美帆は中に入った



居酒屋からちょっと
離れた所に行き電話を とった



「もしもし弥生さん?久しぶりです、なにかあったんですか」