ウラコイ2 銀幕の旦那様


工藤君は頭にまいたハチマキ
代わりのタオルをとった




「良かったね」


「ありがとうございます。…」



「あぁ~もうわかったわかった…ねぇねぇ旬、回る寿司でいいから食べたーい。あぁ一条妹も来なさいよ」


近くにいためぐみさんを誘った



「さっきからうっさいですよ、美帆さん。そんなに寿司寿司言わなくても…」


「いいのよ、おごりなんだから。このお兄さまの~」


めぐみさんは苦笑しながら工藤君をみていた


「美帆さん“親しき仲にも礼儀あり”って言葉知ってます」


「美帆さんにそんな言葉通じないですよ」



工藤君も半笑いしていた


良かった…


めぐみさんが心配で
一人にさせくなかったのだ…









翔太君はとっくにスタジオをでていた





「…てなわけで今日は回転寿司!よろしくね、旬」


「いって…」




美帆は元気よく工藤君を叩いた

めぐみさんは笑っていた








がんばって
翔太君…




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