ウラコイ2 銀幕の旦那様
ふたり
ひとりじゃなくて ふたりで
ふたり…。
ならそうだ、
答えは簡単だ
おれが今すべきなのは
ひとりで悩むんじゃない
彼女にひとりで考えさせることでも、ない
「わかった…」
「…ちょ、神田さん!」
近くにいた一条さんはのけぞった
おれが急に動いたからだ
「ありがとう!…」
「は…?ちょ、…意味わかんな…て、すぐ出番ですよ!」
…走る
いまひとりでいる彼女の近くに
〈目線おわり〉